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7月21日の昼過ぎに、夏の特別展の賑わいに誘われたのか、長距離を移動することで有名なアサギマダラが科学館の中に舞い込んできました。館内の天井の高いところへ逃げてしまうと安全な場所へ放すことができないので、すぐに生物担当職員が捕獲しました。 |

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翅を痛めないように細心の注意をはらいながら、マーキングされていないかどうかを確認し、台原森林公園に放しました。 これまでも科学館で捕獲した標識付きの個体を何度か確認しています。
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アサギマダラの成虫は1年のうちに、日本本土と南西諸島、台湾の間を往復していることが知られています。鳥の渡りとは異なり、北上する個体と南下する個体は親子の関係になります。親の代で北上し、子の代で南下するという関係です。
移動の研究は、捕獲した成虫の翅の半透明部分に捕獲場所・年月日・連絡先などをマジックインキで記入(マーキング)、放蝶するという方法で個体識別を行います。捕獲したら一定のルールに基づいてマーキングします。
長年の研究によって、夏に日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れるという行動が明らかになってきました。同じ個体が、直線距離で1500km以上移動したり、1日あたり200km近く移動した例も知られています。
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生物担当
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