| ○第1部 |
【物理】
実験装置に工夫を凝らしている作品が数多く見られるようになってきました。一方,データの取り方をもっと工夫するとすばらしい作品になるものがいくつかあります。全体的に,試行錯誤を繰り返しながらねばり強く取り組むこと,考察をきちんと行うことが望まれます。「水しぶきの科学」では1/30秒ごとの写真分析,「紫外線U」では昨年度のデータとの比較,「水切り名人になるための研究」では鋭い観察が特徴です。これらの作品に共通することは,データが豊富であること,考察をきちんと行っていることです。
その他,守っていただきたいことを3点挙げておきます。@マニュアル本どおりにやらないことA仮説をたてることBグラフはグラフ用紙にかくこと。 |
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【化学】
全体的によくがんばっており,作品としてのまとめ方を身につけた生徒が多いと感じました。テーマはマニュアル本などを参考にしていても,方法を自分で工夫しているものがあり,考察などに独自性がよく出ている作品もありました。全体的な傾向としてこじんまりとうまくまとめている作品が多かったように思います。
市長賞を受賞した中で環境問題を取り扱った2つの作品は,いずれもかなりのデータを集めています。「台原森林公園の大気環境に関する研究」は全国的にも評価できる大変高い水準の力作です。惜しくも入賞できなかった作品の中には,もう少しまとめ方を工夫すると良くなる作品が見られます。深く追求する姿勢を大切にがんばってほしいと思います。また,データはいろいろとってありますが,まとめ切れていない作品もありこれからに期待したいと思います。 |
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【生物】
| 長期的な観察・実験を通して,質の高い作品が出品された反面,表面的な深まりのない作品が多いのも今年の特徴です。川に関した調査研究では,環境庁や建設省の基準にのっとって調査しているだけでなく,新たな視点でこれらの調査を見直そうという研究も見られました。ミミズやヒキガエルなどの自分の家にいる生物を使ったものに独創的な研究があり,身近な生物を使うことの重要性を示してくれました。また,植物では遺伝を扱った作品も現れ,長期的な計画に基づいた優れた研究が出品されました。 |
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【地学】
| 今年は,気象に関する調査・研究に取り組んだ作品が特に目立ちました。長期間にわたって研究を継続した作品や独自のアイディアで測定し,データを集めた作品などがあり努力のあとがうかがえました。残念なのは,せっかくとったデータが結論に生かされておらず,一般的な内容で締めくくられていたり,ポイントがずれていたりしていて何か物足りないことでした。また,マニュアル本からヒントを得て研究をしていたものもありましたが,自分なりの工夫が出来ずに終わったしまっている作品もありました。自分で思いついたことを先生などにもっと相談して,研究のポイントを指摘していただくと良いと思います。 |
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