E.トロハとは?



 エドゥアルド・トロハ(Eduardo Torroja 1899-1961)は、スペインの天才的な構造デザイナーです。トロハは、1930年代から1950年代にかけてスペインを中心とするヨーロッパ各地で、合理的で美しい建築や橋、ダムなどの構造物を数多く作りました。その設計思想や手法は、建築家A.ガウディと並び賞せられるほどに、現代の世界の技術者や建築家たちに大きな影響を与え続けています。

 トロハの考え方の特徴は、何物にもとらわれない自由な発想のもとで計算や実験などのあらゆる手段を駆使して真に合理的、かつ経済的で美しい構造物を作ろうとした点にあります。

 「素材とかたちの科学=建築とE.トロハ」を通して、E.トロハの作品や考え方を紹介していく中で、より多くの人たちに構造技術者のあり方や構造技術の面白さを感じていただきたいと思います。
(展示会場より)


E.トロハにつながる建築物の模型
サルスエラ競馬場の観客席 宮城スタジアム フェダーラ給水塔