気圧

気圧は空気の重さによって生じます。ある点の気圧は、その点を中心にした単位面積上に鉛直にとったときの空気の柱の重さを意味します。平地では1cm2(平方センチメートルなので2は上付)あたり約1kgほどになります。まわりに比べて気圧が高いところを高気圧、気圧が低いところを低気圧といいます。低気圧などでは軽いので空気が上昇し、雲ができやすくなります。


気圧配置

高気圧、低気圧、前線、台風などの広い範囲の分布のことをいいます。天気や風向・風速とたいへん関係が深く、似たような気圧配置の時には同じような天気や風の分布になります。日本付近で見られるおもな気圧配置には、
(1)西高東低型
(2)南高北低型
(3)梅雨型
(4)移動性高気圧型
(5)帯状高気圧型
(6)クジラの尾型
(7)東シナ海低気圧型
などがあります。


気象衛星「ひまわり」の雲画像

雲画像の種類には、赤外光でとったものと、可視光でとったものとがあります。

可視画像(I画像):

人間の目に見えるのと同じ画像で、太陽の光が雲に反射したものを撮影しています。雲が厚いほど白く写るので、雲の厚さを表しています。太陽の光が届かない夜には撮影できません。白いほど厚い雲、白さがうすいほど厚くない雲と見ることができます。

赤外画像(H画像):

人間には見えない赤外線という光で撮影しています。地表や雲の頂(雲頂)の温度を表し、雲頂の温度はその高さによって変化するので、雲の高さを表しています。夜でも撮影ができます。白いほど高い雲、白さがうすいほど低い雲と見ることができます。


雲画像の名前

東経140度の線と赤道とが交わった点を中心として地球を見て4分割をします。このときの赤外画像がA画像、B画像、C画像、D画像です。A画像はアジア地域を含みます。K画像、L画像、M画像、N画像は水蒸気の画像です。日本付近の赤外画像はH画像、可視画像はI画像、赤外強調画像はJ画像です。

雲画像の名前

H画像

I画像


雲の消えるところ

空気が下降すると気温が上がり、水が蒸発して水蒸気になり雲が消えます。高気圧の中心付近などで起こります。


雲のできるところ

空気は気圧が低くなると膨張します。空気が膨張すると気温が下がります。気温が露点以下になると、雲ができます。空気が上昇すると膨張して雲ができやすくなります。低気圧の中心や前線では空気が上昇するので雲が発生します。


雲の種類

雲は国際的に10種類の基本形に分けられています。このうちで雨や雪を降らせるのは積乱雲と乱層雲、それに積雲が発達した雄大積雲です。


雲の正体

水蒸気が冷やされると小さな水や氷の粒となって見えるようになります。これが雲の正体です。


静止気象衛星

地球からみるとき静止しているようにみえる衛星です。地球の赤道上約36,000kmの上空で地球の自転と同じ方向に円軌道上を飛行する衛星は、24時間で地球をひと回り(公転)するので、地球から静止して見えます。気象衛星「ひまわり」もそのひとつで、東経140度の赤道上にあります。


アジア画像

ひまわり5号から送られてくる画像のうちで図ではA画像の部分をいいます。


配信時間

MANAM(MANUAL amendments)放送変更報で発表されています。定期的に送られてくるものばかりでなく、不定期に発表される放送時間を発表したり、放送に若干の変更がある場合にこのスケジュールを通して発表されています。


実況天気図

気象庁から短波ファックスで送られてくる天気図の一つです。あらゆる天気図の中で最もよく使われます。各地の実況が全体的に解析され表示されているので、広い地域にわたった気象の実況を知ることができます。新聞やテレビなどで見る図と違って天気図の記号が国際式になっています。


雲画像の見方

仙台市科学館での「気象データーベース」で見ることができる雲画像は、夜でも見ることができるH画像です。雲が高ければ高いほど白くくっきりとしています。


立体雲画像

雲のようすを立体的に表す鳥瞰図(ちょうかんず)として表したものです。雲の大きさや集まりのようすを立体的に見ることができます。


短波ファックス

気象庁から送られる気象無線模写放送(JMH)図です。地上ばかりではなく高層の予想図、解析図(実況図)が送られています。よく用いられているのは、ASAS(Surface analysis Asia):と表示されているアジアを対象とした地上解析図(実況天気図)と、FSAS(Surface prognosis Asia)と表示されているアジアを対象とした地上予想天気図です。


予想天気図

気象庁から短波ファックスで送られてくる天気図の一つです。電子計算機で作られる各種の予想図やその他の資料をもとにして解析し,作成した地上24時間予想天気図のことです。FSASの表示がなされています。


全球画像

東経140度の赤道上空約3,6000km上空の地点にあるひまわり5号から送られてくる画像。画像では、W画像となっているものです。A画像、B画像、C画像、D画像を重ね合わせたものになります。


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