さまざまな研究者たち


◆南方熊楠
 (みなみかたくまぐす)


 南方熊楠は日本でいちはやく変形菌の研究をした人です。
 大正15年、南方熊楠が選んだ90点の標本を、弟子の小畔四郎が皇太子時代の昭和天皇に献上しました。生物学者だった天皇はそれを大切に保管して勉強されたそうです。このことをきっかけにして昭和4年、南方は民間人としては大変めずらしいご進講の栄誉を受けました。



◆さまざまな研究者たち

 生物学御用掛の服部広太郎は、昭和天皇との研究の成果を取りまとめて、1935年に「那須産変形菌類図説」を出版しました。
 1942年、江本義数が南方や小畔、英国の研究者と連絡をとりながら研究を進めて、「日本産変形菌図説」をまとめました。
 その後、半世紀の研究の成果を加え、山本幸憲が1998年に「図説日本の変形菌」を出版し、それまでの研究をまとめました。

江本義数著
「日本産変形菌原色図鑑」